風しんは子どもの病気と言われていましたが、近年では大人の感染が広がっています。成人がかかると症状が重くなることがあります。また妊娠20週ごろまでの妊婦に感染すると胎盤を通して赤ちゃんに感染し、障害(先天性風疹症候群)が生じるおそれがあります。先天性風疹症候群を防ぐためには、妊娠前から風しんにかからないように予防し、夫や家族も風しんを移さないように協力することが大切です🧐
予防接種を受けていても必要な時に抗体がなくなっている場合があるので、「予防接種ちゃんと受けているから大丈夫」だとは思わず、一度抗体検査をしてみてください。ワクチン接種には、あらかじめ約1か月避妊をした後、妊娠していないことを確認し、ワクチン接種ができます。また接種後2か月間の避妊が必要になります。そのため妊活をはじめる前に抗体検査とワクチン接種が必要なのです💉
昭和37年度~昭和53年度生まれの男性に、お住まいの自治体から風しんの抗体検査と予防接種を受けていただけるクーポン券が配布されます。この年代の男性の皆様には、過去に公的に予防接種が行われていないため、自分が風しんにかかり、家族や周囲の人たちに広げてしまうおそれがあります。この年代の男性がこれから抗体検査を受け、必要な予防接種を受けると、免疫を持っている人が増え、風しんの流行はなくなると言われています。あなた自身と、これから生まれてくる世代の子どもを守るために、ぜひクーポン券を使って風しん抗体検査と予防接種をお受けください!💑
当院は風疹抗体検査及びワクチン接種の受託医療機関です。お電話での予約も可能ですので気軽にご相談ください!