いわゆる夏バテ…
夏になって暑い日が続くと、食欲がなくなったり、胃がもたれたり、身体がだるい、よく眠れない、
などの症状が出てくることがあります。いわゆる夏バテです。
夏バテとは、なつの暑さに身体がうまく適応できずに様々な不調が表れることです。
原因
- 気温差の大きい屋内と屋外を何度も行き来すると、体温調節が難しく自律神経がみだれ、内臓の働きが悪くなり、疲れがたまりやすくなってしまいます。
- 冷房の効いた屋内に一日中いると、体が冷え血行が悪くなり、肩こりなども引き起こします。
- 暑いからと冷たい食べ物や飲み物ばかりだと、胃腸が冷えすぎて機能が低下し、胃もたれや下痢を起こします。
- 水分の取りすぎも、消化機能の低下の引き金となります。
対処
- 冷たいものばかり飲んだり食べたりせず、常温に近い飲み物、温かい飲み物や食事を摂りましょう。
- 涼しい時間帯のウォーキング、室内で出来るストレッチなど、適度な運動をして汗をかくことは体温機能を正常に保ち、自律神経のバランスが整いやすくなります。
- 夏でもぬるめの湯船に10分以上つかると、血行促進につながり、胃の働きも良くなり、リラックス効果、入眠効果も期待できます。
- 質の良い睡眠がとれるよう、寝る前はパソコンやスマホを見ないようにし、明かりを調節することで自律神経が整い、疲れも取れやすくなります。
日常生活を改善しても症状が続くときは、夏バテだけではなく他の病気が隠れているかも知れません。そんな時は我慢せずに病院にかかることをお勧めします。
まだまだ暑い日が続きます。夏バテしないように、夏を乗り切りましょう。