予防接種イメージ画像西宮市松山町『ゆぐちクリニック』です。

2021年になっても新型コロナウイルスが猛威を振るっています。いまだ終息する見通しもたたず、長期戦を覚悟しておく必要があります。

新型コロナウイルス感染症流行の影響等による肺炎予防に対する意識の高まりを受けて、肺炎球菌ワクチンの需要が非常に高まっています。

 感染予防や体調管理はもちろんですが、肺炎球菌という肺炎を引き起こす代表的な細菌に対するワクチン接種、すなわち肺炎球菌ワクチンの接種も重要です。 新型コロナウイルス感染時の混合感染や重症化予防のためにも、高齢者や、糖尿病や心臓病、呼吸器疾患といった持病をもっている方は特に肺炎球菌ワクチンを接種しておきましょう。

肺炎球菌ワクチンにはニューモバクス、プレベナーの2種類があります。
ニューモバックスとプレベナーは両方接種することにより、より高い肺炎予防効果が得られることが臨床研究で明らかにされています。
2種のワクチン接種を完了させるには、ある程度の期間が必要です。

 65歳以上の高齢者での肺炎球菌ワクチン接種が定期接種となって、既に5年が経過しています。
再接種が考慮される患者さんも増えてくることが予想されます。
また2020年5月29日に、PCV13(プレベナー13)がこれまでの小児と65歳以上の高齢者に加えて、成人にも接種可能となり、全年齢で使用できるようになりました。

 当院では積極的なワクチン接種を推奨しております。
接種をご希望される方は、お電話(0798-67-3400)もしくは受付で接種日時の予約をお願い致します。
PPV23(ニューモバックス)とPCV13(プレベナー13)の接種スケジュールについてもお気軽にご相談ください。

 新型コロナ感染の先が見通せない現状を踏まえ、肺炎予防のための「備え」を早めに行うようにしましょう!